学校日記

「いじめについて考える日」の講話

公開日
2021/05/11
更新日
2021/05/11

学習活動

全校集会集会を実施しました。
三密をさけるために放送で行いました。

校長先生より「いじめについて考える日」のお話がありましたので、内容を掲載します。

本校では、いかなる理由があろうと、「いじめ」は絶対に許しません。
「いじめ」の問題は、私たちの学校生活に強く関係した「人権」の問題です。
「いじめ」は『犯罪』であり、絶対に許されない行為です。「いじめ」は人の命を奪います。「いじめ」は人の心に生涯消えない傷を残します。見て見ぬふりをしている人も同罪です。
どんなに言い訳を聞かされようとも、絶対に許されない行為です。
もし、今、みんなの中で軽い気持ちで誰かをからかっているとしたら、ふざけあっているとしたら、取り返しがつかないことになる前に、今すぐにやめなさい。謝りなさい。
そして、もしも、みんなの周りに、「いじめ」ではないか、と疑われる行為があったら、すぐに声をあげてください。先生に訴えてください。
それは「チクる」などとよばれる低次元な行為ではなく仲間を助けるための、勇気ある、正しい行為です。学校や、学年、学級を、さらには、社会を、正しい方向に導く立派な行為です。
「いじめ問題」に第三者はいません。みんなの勇気は必ずまわりに伝染します。
もし、みんなの中の誰かが「いじめ」にあうことがあったら、一人で苦しむのではなく、誰でもいいからそのことを相談してください。親でもいいし、担任の先生でも、学年の先生でも、生徒指導の先生、保健室の先生、スクールカウンセラーの先生、学校中のどの先生でもかまいません。もちろん、校長室に来て相談してくれてもかまいません。
最も話しやすい人、相談をしやすい人に助けを求めてください。訴えてください。必ず対応してくれます。先生たちは、いじめられた人を、理不尽ないじめから責任をもって必ずしっかりと守ることを約束します。