4/30_全校集会
- 公開日
- 2025/04/30
- 更新日
- 2025/04/30
お知らせ
生徒会会長からのあいさつと
校長先生からのお話がありました。
校長先生のお話
「役割を与えられた責任」について
皆さん、おはようございます。
今日は、前期の生徒会役員と学級委員を務める皆さんの認証式です。
まずは、その大切な役割を引き受けてくれたことに、
心から感謝します。ありがとう。
新しいクラスにも少しずつ慣れてきたこの時期。
そして今は、ゴールデンウィークの後半です。
今年は跳び石連休ということで、学校があったりお休みだったりと、
なんとなくペースがつかみにくいな、という人もいるかもしれません。
でも、だからこそ「ここから前期が本格的に動き出すぞ」という
気持ちで、今日という日を迎えてほしいと思います。
さて、皆さんは今、何かの「役割」を持っているでしょうか?
生徒会役員、学級委員、係活動、部活動のポジションなど、
どれも「何かを任されている」ということです。
もちろん、クラスメイトの一人として過ごしている
皆さん一人ひとりにも、それぞれの役割があります。
では、「役割を与えられる」とはどういうことでしょうか。
それは、「あなたに任せたい」と思ってもらえたということ。
つまり、誰かがあなたに期待している、
信じている。そんな気持ちのこもった“バトン”なんです。
私自身も、これまでいろいろな場面で
「誰かの支え」に助けられてきました。
バトンを受け取ったからといって、完璧に走り切れるとは限りません。
ときには落としてしまうこともあるでしょう。
でも、大切なのは「拾って、また走り出すこと」。
責任とは、「失敗しないこと」ではなく、
「最後までやろうとする姿勢」なんです。
そして、委員や係といった“目立つ役”だけが責任ではありません。
たとえば——
掃除の時間に真っ先に動いてくれる人、
掲示物を手伝ってくれる人、
当番を忘れている友達に声をかけてくれる人。
そうした行動も、立派な「責任の果たし方」です。
小さな行動でも、それが周りを支える力になります。
責任は、一人で背負うものではなく、
みんなで支え合いながら果たしていくものです。
委員の皆さんが安心して走れるように、
クラス全体で助け合っていきましょう。
役員、委員の皆さん、そして全校の皆さん。
今年度の前期を、役割を大切にしながら、
よりよい時間にしていきましょう。
今日は役割を与えられた責任ついてのお話でした。