『いじめについて考える日』『いのちについて考える日』
- 公開日
- 2025/05/12
- 更新日
- 2025/05/12
お知らせ
おはようございます。
今日は
「いじめについて考える日」
「いのちについて考える日」です。
大阪市では、
毎年ゴールデンウィーク明けのこの週に、
すべての学校でいじめについて考える
取り組みをしています。
三国中学校でも、
今日を大切な一日として、みなさんにお話しします。
近年、いじめが原因で命を落としてしまうという、
とても悲しいニュースを耳にします。
私たちは、そんなことが二度と
起きないようにしたいと思っています。
学校は、みんなが安心して過ごせる場所であるべきです。
そして、「また明日も学校に行きたいな」と思える、
そんな学校を、先生たちは本気でつくっていきたいと願っています。
今日は、先生たちからみなさんに、3つの大切なことを伝えます。
まず1つ目。
みなさんが、何かに悩んだときや、
心がしんどいと感じたときは、
1人で抱え込まずに、誰かに話してください。
私たち先生は、どんなときでも、
みなさんの力になります。
家の人や友達に話すことも、とても大切です。
「ひとりじゃない」ということを、
どうか忘れないでください。
2つ目。
三国中学校では、「いじめ」を絶対に許しません。
ふざけたつもりでも、言葉や行動は、
相手の心を深く傷つけてしまうことがあります。
「そんなつもりじゃなかった」
では、すまないのがいじめです。
先生たちは、いじめが起きないように見守り、
もし起きたらすぐに気づき、行動します。
そして、つらい思いをしている人を守ります。
3つ目は、SNSの使い方についてです。
今、LINEやインスタ、ゲームのチャットなど、
SNSを使う機会が多くなっています。
とても便利で楽しいものですが、
同時に人を傷つけたり、
いじめのきっかけになったりすることもあります。
例えば、グループから誰かを外したり、
悪口を書いたり、わざと無視したりすること。
画面の向こうに「人」がいることを、
どうか忘れないでください。
顔が見えないやりとりだからこそ、
言葉はよりやさしく、
思いやりをもって使ってほしいと思います。
そして、SNSでいやな思いをしたときも、
すぐに大人に相談してください。
「見えないいじめ」から、
自分を守るためにも大切なことです。
最後に、みなさんにお願いです。
いじめには、
「いじめる人」「いじめられる人」だけでなく、
それを見て笑ったり、何もしないで見ている
「観衆」や「傍観者」も関わっています。
「自分は関係ない」と思わないでください。
みなさんの少しの勇気が、
いじめを止める力になります。
見て見ぬふりをせず、誰かに伝える、
助けを求める、それが正しい行動です。
また明日の道徳の時間には、
各クラスにて、いじめについて、
そしてSNSの使い方についても
考える時間を持ちます。
今日のこの時間が、
みなさん一人ひとりにとって、
大切な一歩になりますように。
これからも、みんなで力を合わせて、
笑顔で過ごせる三国中学校をつくっていきましょう。