2/17 全校集会
- 公開日
- 2026/02/17
- 更新日
- 2026/02/17
お知らせ
校長先生からのお話 『校内美化の重要性』
みなさん、おはようございます。今日は「校内美化」についてお話をします。
先日、校内の環境について、たいへん悲しく、残念な報告を受けました。
具体的な内容は、これからの学年集会等で話があると思います。
私は正直、とてもショックでした。
なぜなら、この学校は皆さん一人ひとりの大切な居場所だからです。
その場所が大切にされていない現実があったことが、本当に悲しかったのです。
校内美化とは、単に掃除をすることではありません。
清掃は「汚れやゴミを取り除くこと」。
しかし美化は、「環境をより美しく整え、気持ちよく過ごせる空間をつくること」です。
例えば、
毎日の教室清掃、机やロッカーの整理整頓。
みんなが安心して活動できる校庭づくり。
花壇の整備、ゴミの分別、掲示物の点検や修繕。
これらはすべて、皆さんの学校生活を支える大切な活動です。
そして、これらは皆さんだけが行っていることではありません。
先生方も放課後に教室や廊下を整えています。
管理作業員さんも、皆さんが安全に過ごせるよう、校舎や校庭の点検や修繕、清掃を毎日続けてくださっています。
校内美化は、生徒だけの役割ではありません。
この学校に関わるすべての人が、それぞれの立場で学校を支えているのです。
だからこそ、皆さん一人ひとりに「自分もその一員である」という自覚を持ってほしいのです。
では、その目的は何でしょうか。
第一に、集中できる快適な学習環境をつくること。
第二に、働くことの尊さや、社会に貢献する気持ちを育てること。
第三に、自ら気づき、自ら整える責任感と自主性を育てること。
そして、学校を大切に思う「愛校心」を育てることです。
「なぜ日本の学校では生徒が掃除をするのか。」
そのルーツは、仏教の教えにあるとも言われています。
煩悩を払い、心を整えるための掃除。
場所をきれいにすることは、心を整えることでもあるのです。
実は、人の心は環境に大きく影響されます。
ゴミが落ちている場所では、「まあいいか」という気持ちが広がります。
しかし、整えられた空間では、不思議と乱そうという気持ちは起きにくいものです。
ある学校では、荒れていた校舎を徹底的に磨き上げたところ、生徒の行動が大きく変わったそうです。
環境が、人を変えるのです。
そして、もう一つ大切なことがあります。
来校されるお客様は、校内の様子をよく見ています。廊下は整っているか。
掲示物はきちんと掲示されているか。ゴミ箱はあふれていないか。
そして、生徒の皆さんの挨拶はどうか。
学校の価値は、テストの点数だけで決まるものではありません。
環境と雰囲気、そしてそこにいる人の姿で判断されます。
しかし私は、「見られているからきれいにしよう」と言いたいのではありません。
「自分たちの居場所を、自分たちで整える。」
その誇りを持ってほしいのです。
誰かがやるだろう、ではなく、自分が気づいたら拾う。自分が見つけたら直す。
それが本当の美化です。
大切なのは、「すぐやる」ことです。
汚れたら、すぐきれいにする。壊れていたら、すぐ報告する。乱れていたら、すぐ整える。
多くの人が前向きな意識で動き始めれば、
背を向けることは難しくなります。
善意は、必ず広がります。
みなさんにお願いです。
今日から、心を少しだけ整えてください。掃除の時間を「ただの作業」にしないでください。ここは、皆さんの学校です。
きれいな環境は、きれいな心を育てます。きれいな心は、きれいな行動につながります。
今日は「校内美化」についてお話をしました。
この学校を、誇れる学校にしていきましょう。
皆さん一人ひとりの力を、私は信じています。