学校日記

6/30 全校集会

公開日
2026/06/30
更新日
2026/06/30

お知らせ

校長先生からのお話 『見えないところにこそ、その人の本当の姿が表れる』

みなさん、おはようございます。

まずは、先週のことについてお話しします。先週は、大雨などの気象情報を受けて、急遽、期末テストを延期するという対応を行いました。

急な予定変更で戸惑った人もいたと思いますが、皆さんは落ち着いて行動し、先生方や保護者の皆さんの協力もあって、
無事に期末テストを終えることができました。ありがとうございました。予定どおりにいかないことは、これからの人生でもあります。
そんな時こそ大切なのは、その状況の中で自分が何をすべきかを考え、行動することです。 改めて、皆さん、期末テストお疲れさまでした。

さて、今朝は、多くの人が注目したサッカーの話です。

FIFAワールドカップ2026決勝トーナメントで、日本代表は優勝候補のブラジルと対戦しました。
結果は惜しくも敗れましたが、日本はブラジルから先制点を奪い、最後まで粘り強く戦いました。

しかし、日本代表が世界から評価されているのは、プレーだけではありません。

2022年のワールドカップでは、日本人サポーターが試合後にスタンドのごみ拾いを行い、世界中で大きな話題となりました。
また、日本代表の選手たちが使用したロッカールームをきれいに整え、
感謝のメッセージを残して会場を後にしたことも、多くの国から称賛されました。

世界が驚いたのは、勝敗だけではなく、「誰も見ていないところでも、当たり前のことを当たり前にできる」という日本人の姿勢でした。

そこで今日は、「見えないところにこそ、その人の本当の姿が表れる」というお話をしたいと思います。

企業の採用担当者や経営者の中には、お店や会社を訪れたときに、まずトイレを見る人がいるそうです。

なぜでしょうか。

トイレは、お客様の目につきにくい場所です。
しかし、その見えない場所まで丁寧に掃除や管理が行き届いているかを見ることで、
その会社やお店の文化や、そこで働く人たちの姿勢が分かると言われています。

つまり、「見られているからきれいにする」のではなく、「誰も見ていなくてもきちんとできるか」が大切だということです。

これは、学校生活にもそのまま当てはまります。

教室の机の中、ロッカーの整理整頓、廊下の隅に落ちている小さなごみ、使った後のトイレや手洗い場。

先生が見ているから整えるのではありません。

誰も見ていなくても、自分から行動できる人こそ、本当の意味で成長している人だと思います。
海外から日本を訪れた人たちが驚くことの一つに、日本の街やトイレの清潔さがあります。これは、日本が世界に誇れる文化の一つです。

そして、その文化の土台は、小学校や中学校で毎日行っている掃除活動にあると私は思っています。

毎日、自分たちが使う場所を自分たちできれいにする。

その積み重ねが、「誰かがやってくれる」ではなく、「自分がやる」という心を育てています。

皆さんは、掃除の時間をどんな気持ちで取り組んでいますか。

「面倒だな」と思う日もあるでしょう。しかし、掃除はただ学校をきれいにするためだけではありません。
周りの人が気持ちよく過ごせる環境をつくること。

人のために行動すること。 そして、自分の心を整えること。

さらに、社会に出たときに必要となる責任感や気配り、自ら考えて行動する力を身につける、大切な学びの時間でもあります。

1学期も残りわずかとなりました。ぜひ今日から、教室や廊下、トイレなど、普段何気なく使っている場所を少し意識して見てください。

そして、「誰かがやるだろう。」ではなく、「自分がやろう。」という気持ちを大切にしてください。

皆さん一人一人の、その小さな行動が、三国中学校をよりよい学校にしていきます。

見えないところに気を配れる人、頼まれなくても行動できる人は、必ず周りから信頼される人になります。

日本代表が世界から尊敬されたように、皆さんにも、目立つところだけでなく、見えないところを大切にできる人になってほしいと思います。

「誰かがやる」ではなく、「自分がやる」

その気持ちをこれからも大切にし、一人一人が誇れる三国中学校を、みんなでつくっていきましょう。