皆さんの「冬桜」はいつですか?
- 公開日
- 2015/11/10
- 更新日
- 2015/11/10
学校行事
昨日の朝礼では、校長先生より11月8日の立冬にちなんで、冬桜の話がありました。桜は、秋から冬にかけて根をはり、花芽をつけはじめ、春の開花にむけて力をたくわえるそうです。そして、休眠打破といって、冬の寒さが花芽を叩き起こし、春の陽気に誘われて桜は一気に開花します。
ちなみに、よく知られている桜の「ソメイヨシノ」は江戸後期に江戸の染井村でつくられ、葉が出る前に花が咲く美しさなどから、大人気となり、たった一本のソメイヨシノが挿し木や接ぎ木によって全国へ広まりました。そのため、全国の桜の木はほぼ同じDNAで、同一に近い特徴を持ち、その数も非常に多いため、「桜前線」というものもつくれるということです。
中庭の桜も、今年は虫に食われることなく、「紅葉」してきました。よく見ると花芽らしきものも見ることができ、しっかりと来春の準備をしていることがわかります。皆さんにとっても休眠打破の冬はもうすぐです。冬桜に負けないよう、しっかり力を蓄えてください。