学校日記 

5月12日(月)全校集会

公開日
2025/05/12
更新日
2025/05/12

お知らせ

(校長先生のお話)
 今日は、大阪市が制定した「いじめ・いのちについて考える日」です。
 先週、2年生に配布された『ちょっといい話』に「赤ちゃんが生まれてくるときの陣痛(赤ちゃんを生むために子宮が収縮する際に起こる痛み)についての助産師さんのお話」が紹介されていました。この陣痛は、お母さんだけでなく生まれてくる赤ちゃんにとっても息ができなくなるというとても苦しいもので、赤ちゃんは、この陣痛を起こすホルモンを自分にとって一番いいタイミングで出して自分の生まれてくる日を選ぶそうです。子どもを授かることもそうですが、生まれてくることは、母親にとっても赤ちゃんにとっても奇跡の連続であり、今まで元気に成長できたのも決して当たり前のことではありません。
 みなさんの父母の先には祖父母がおり、さらにその先には曾祖父母がいます。30代さかのぼると累計で21憶人を超える祖先がいる計算になります。ひと世代を25年と考えると30代前はおよそ750年前、鎌倉時代になります。その中の一人でも欠けると、あなたは存在しなくなります。私たちは、決して1人の力で生きているのではなく、「いのちのつながり」の中で生きているし、与えられた命がつきるまで精いっぱい生きなければなりません。ましてや人の命を奪うようなことは決してしてはいけません。
 始業式にも話しましたが、校長先生は「瑞光中学校をみんなが安全に安心して生活できる学校にしたい」と思っています。どんなことがあってもいじめはゆるされません。自分が嫌なことをされたり、苦しいときつらいときは周りの誰かに相談してほしいと思います。
 2025年には、世界人口が82憶人に達するといわれています。82億人のなかの瑞光中学校に通う573人です。この奇跡的な出会いを大切にしてほしいと思います。
(生徒指導主事のお話)
 先週、校区内の方から学校にお電話がありました。「90歳のおばあちゃんを通りがかった瑞光中学校の男子中学生2人が助けてくれました。」という内容でした。以前の集会でも話しましたが、地域の方々はみなさんのいいところをいっぱい見つけてくださいます。このような連絡があってとてもうれしかったです。
(生徒会からの連絡)
 先週までに集まったエコキャップは195個です。今週土曜日は、「生命・絆の日」です。医療と福祉に支えられて育つ人達やその人の周りの人達を通して、命の多様さや尊さを理解し、生命の大切さ・生命の絆について考えてみましょう。