学校日記

1つのことにひたむきに打ち込んだ人のふるまいとことば

公開日
2015/07/06
更新日
2015/07/06

学校行事・出来事

7/6(月)、7〜9年生の生徒集会がおこなわれました。校長先生からは真のスポーツマンシップについての講話がありました。お話は、女子サッカー日本代表の宮間主将のふるまいとことばについてのエピソードです。時は4年前にさかのぼり前回W杯の決勝。日本は見事な戦いで勝利しましたが、試合後、歓喜あふれるチームメイトから静かに離れた宮間主将は、敗戦に打ちひしがれるアメリカの選手一人ひとりに声をかけ敬意を込めて抱きしめていったそうです。アメリカの選手の心にどれほど温かな気持ちがひろがったことでしょう。素晴らしいふるまいです。
さて、今日は、再び同じ顔あわせでのW杯決勝です。昨晩、けがで離脱したチームメイトについて質問された宮間主将は、「彼女のためにと口で言うのは簡単だけど、明日はしっかりと心に響く試合がしたい」と答えたそうです。このことばがいかにチームを鼓舞し、けがをした選手の気持ちをふるわせたか---想像すると胸が熱くなります。
1つのことにひたむきに打ち込んだ人のふるまいやことばは人の心を打つ--そのような講話でした。