学校日記

「わかる喜び」「学ぶ楽しさ」〜授業研究会をおこないました

公開日
2015/09/29
更新日
2015/09/29

学校行事・出来事

 今日の授業研究会は、 小学校教員・中学校教員の「協働」をテーマとするものでした。それぞれの特性を活かし合い「わかる喜び」「学ぶ楽しさ」につなげていくことがねらいです。

 5限の国語の授業では、5年生のみなさんが、グループで「竹取物語」の音読と現代語訳に取組みました。「協働」で教える中学校の先生からは、古語についてのさまざまな「ヒント」が出されました。児童のみなさんが説明に引き込まれていきます。さあ、うまく意味がつながるように訳すことはできたかな。
 6限の理科の授業では、6年生のみなさんが、「金属を溶かす塩酸の働き」の実験・観察に取組みました。見るだけではなく、匂い・触り・音をきいて変化のようすを観察します。「協働」で教える中学校の先生からは、実験で発生した泡の正体である水素についての詳しい説明がありました。中学校の学習内容につながる知識を得ることができました。

 勉強することは、本来、知らないことを知り・できなかったことができるようになる、喜びや楽しさに満ちた活動のはずです。むくのき学園では、そのような原点を大切に授業研究をおこなっています。一人でも多くの児童生徒のみなさんが「わかる喜び」「学ぶ楽しさ」を感じられますように。そのことが教員にとっての喜びと楽しさでもあるのです。