文化祭(4)〜「どきどき・四者活動」の発表がつづきます
- 公開日
- 2015/10/17
- 更新日
- 2015/10/17
学校行事・出来事
「どきどき・四者活動」は、むくのき学園でおこなっている、「共に学び」「共に生きる」社会の実現に向けて学習する自主活動サークルです。それぞれが日頃の活動の成果を心に伝わる舞台発表で表現しました。
劇「しまうまの誕生日」では、さまざまな動物たちが、なくしてしまった誕生日ケーキ探しを通じて、個性を生かし合うことの大切さに気づきます。きりん、ぞう---それぞれの個性を生かして探しものを見つけます。さまざまな違った個性は自分たちのまわりの世界でもあります。劇の終わりに手話合唱「ともだちになるために」も発表しました。
「日本の昔について」の発表がつづきます。今はなくなりつつある昔の文化について、寸劇と映像をつかって楽しく発表しました。両親や祖父母からきいたことのある記憶、あるいは、自分自身が体験した記憶になつかしい思いを感じた人もいるのではないでしょうか。一生懸命な演技が伝わります。
「世界上唯一的花」---中国語による「世界で一つだけの花」の合唱です。流れるような中国語の響きに興味が深まります。むくのき学園で学ぶ中国にルーツをもつ子どもたちにとって、美しい響きに誇らしい思いがつのったのではないでしょうか。
チョゴリに身を包み、民族楽器を手にした子どもたちが会場に入場してきます。「プンムル」です。照明をあびて華やかにきらめきます。普段、なかなか着る機会のない民族衣装の美しさに晴れがましい気持ちが胸にひろがっていきます。少しばかり照れくさい気持ちもあるかもしれません。
多文化について学び、共生をめざす心を育てる。むくのき学園が大切にしている学習の成果を発表することができました。