６月５日(火)、今日は曇り空の天気となり、蒸し暑い一日となりました。６年生のみなさんは、地域に残された戦跡をめぐり、平和についての学習を深めました。
　むくのき学園から歩いてまわることができる範囲にたくさんの戦跡がのこされています。正覚寺にまつられる空襲の猛火から鐘の中で守られ黒く蒸し焼きになった仏像、柴島浄水場壁面の機銃掃射の弾痕、崇禅寺にある戦没者慰霊碑と空襲の焼け瓦で築いた塀などを見学し、正覚寺、崇禅寺のご住職から貴重なお話を聞きました。
　次々に降りそそぐ焼夷弾。迫りくる戦闘機から放たれる機銃掃射。どれほどおそろしい体験だったことでしょう。歴史上の遠い過去ではなく、今も身近な地域に生々しくのこる戦争の傷跡。平和への想いをあらたにする時間をもつことができました。