今日のメニューは「鱈（たら）のフライ・豚肉と厚揚げの煮物・もやしときゅうりのお浸（ひた）し・ご飯・牛乳」の５品です。

　鱈のフライは、鱈の切り身に、小麦粉・溶き卵・パン粉をつけて油で揚げたものです。
　同じ手順で、豚肉に小麦粉・溶き卵・パン粉をつけて油で揚げるとトンカツになります。素材は違いますが、料理法は同じです。
　トンカツ・牛カツ・メンチカツ・串カツ……
　鯵（あじ）のフライ・海老（えび）フライ・ポテトフライ……
　肉類を揚げたものをカツ、魚介類や野菜などを揚げたものをフライ、ということになっています。

　では、海老カツと海老フライはどうなるのでしょう？
　海老フライは海老の原型をとどめたスタイルで揚げるので、魚介類と認定して、フライとなります。
　海老カツは、海老の身をすり潰したものを寄せ固めてあげます。海老の形はみじんもなく、海老の身＝肉を使った揚げ物ということで、海老カツになったと思われます。