今日のメニューは「豚肉の甘辛焼き・オクラのおかか炒め・味噌汁・ご飯・牛乳」の５品です。

　コンビニエンスストアのおにぎりの人気の具、「おかか」ですが、もともとはかつお節のことを言いました。
　かつお節は古くからあり、当時は「かか」と呼ばれていました。
　この「かか」に平安時代の宮中の女房たちが丁寧語の「お」をつけて、「おかか」です。
　昭和の途中まで、かつお節は家で削るものでした。各家庭に１つ、カンナのようなかつお節削り器があったものです。それでかつお節を削るのが子どもの仕事でした。
　世の中が便利になり、出汁（だし）もパックや顆粒、液体の物が主流になり、削り節でだしをとることも少なくなりました。
　ただ、削り節でとった出汁はやはり味と香りが違います。
　手間ですが、一度お試しください。