学校日記

1.28 障がい理解教育研究授業

公開日
2025/01/28
更新日
2025/01/28

お知らせ

本日6時間目に、1年1組の生徒を対象に、障がい理解教育の研究授業を行いました。「自分だけがもっているもの」と題し、講話とグループディスカッションを実施しました。
本時の目的は、多様性が尊重されるべき社会において、自分ができること、できないことを見つめなおし、社会の一員として、自分ができることをどのように活かして社会貢献していくか、社会的自立を目指すかを考えることです。
授業の始めに、パラリンピック創始者であるグッドマン博士の言葉「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ」が紹介され、ワークシートを用いて「自分のできること・自分にあるもの」について班で一人ずつ意見を出し合いました。次に、絵本「ええところ」(作:くすのき しげのり)の読み聞かせを行いました。自分には「ええところ(いいところ)」がないと悩む主人公の「ええところ」をみつけてあげる友人のお話に準え、班で互いの「できること・あるもの」をどのように活かせるかを考えました。最後に、社会に出る前に知っておいて欲しいこととして、目に見える以外にも様々な配慮が必要な人がいること、それを伝えるマークがあること、日本にはまだ、社会全体に偏見や障壁があり、一人一人の違いを認め合い、支え合うことが大切であるとお話がありました。
読み聞かせや講話の際は真剣に耳を傾け、互いのできることを言い合う際には、自然と笑みがこぼれ、嬉しそうな声が聞こえる授業となりました。