12.11 2年生人権教育
- 公開日
- 2025/12/11
- 更新日
- 2025/12/11
お知らせ
本日5時間目に2年1組、6時間目に2年2組の教室で『アイヌの文化を理解しよう』と題し、講師の先生にお越しいただき人権教育を実施しました。
アイヌの民族衣装を着用し、アイヌ語のご挨拶の後、人々の暮らしや歴史についてお話してくださいました。『原住民』と『先住民』とは、いずれもその地に元々いた人々のことであるが、迫害を受けた歴史がある民族を『先住民』と呼び、アイヌの人々は先住民だと説明してくださいました。現在も、明治維新後に受けた同化政策の影響から、自分がアイヌ民族であることを公言しない方もいらっしゃるとのことでした。そんな中でも、アイヌの人々の文化やことばは、北海道では馴染みのあるもので、木彫りの熊がお土産として有名になったり、店名にアイヌ語が使われていたりしているそうです。最後に、迫害を受けなければそのままの文化が続いてい講たかといえば、そうではなく、文化とは周りからの影響を受けながら変わってゆくものですと、お話してくださっていたのが印象的でした。本日は、ご講話いただき誠にありがとうございました。
明日は2年3組でお話をしていただいた後、4時間目に舞踏体験予定です。
※写真は2枚目は、ムックリと呼ばれる竹製の口琴を吹いてくださっているところです。口琴は吹く人によって違う音がするそうです。