学校日記

3年生 修学旅行 平和セレモニー  「平和の誓い」 (5月22日)

公開日
2015/05/22
更新日
2015/05/22

お知らせ

5月15日(金) 修学旅行 1日目 

広島平和記念公園 原爆の子

<平和の誓い> 全文

1945年 8月6日午前8時15分 世界初の原子爆弾がここ広島に投下されました。強烈な熱線と爆風、そして放射能の恐ろしさは人類の想像をはるかに超えました。
一瞬のうちに亡くなった人々、また即死をまぬがれても生死の境をさまよい、白血病などの病気に苦しまれた人々。その年の暮れまでに約14万人がたった一発の爆弾で亡くなりました。その後も後遺症に苦しんでいる方がたくさんおられます。

2015年現在、世界には8500以上の核兵器が存在し続けています。保有国は「自国を守るため、戦争をしないため、平和のため」といいます。しかし、核兵器によって守られる平和は本当の平和でしょうか。それは絶対に違うと私たちは学びました。

70年たった今、私たちにできることは何でしょうか。
1つ 唯一の被爆国として、私たち自身がまず原爆の恐ろしさ、悲しさを知ること。
1つ 同じ過ちを繰り返さないために、次の世代に伝え続けていくこと。
1つ 本当の平和について考え、自分にできることを考え、行動を始めること。

戦争や原爆で亡くなられた方のご冥福を祈り、地球上からすべての核兵器が無くなり、「平和の灯」が消えることを心から願い、私たちの平和の誓いとします。

  大阪市立東陽中学校 代表 吉田 雄人