本日の献立/10月2日(金)
- 公開日
- 2015/10/02
- 更新日
- 2015/10/02
給食
献立名 ・中華丼
・ニラたま
・れんこんと枝豆の炒めもの
・三度豆のピリ辛あえ
・ピオーネ
・牛乳
栄養価 エネルギー 812kcal、たんぱく質35.1g、脂質 23.9g
☆椎茸(しいたけ)☆
シイタケは、食用にされた歴史も古く、中国の南部が最初ではないかと言われています。日本で食用にされ始めたのは室町時代で、本格的な栽培が始まったのは江戸時代になってからだと考えられています。当時は、干しシイタケとして流通していたようで、生シイタケが市場に出回り出したのは、1970年代半ばのことです。
栽培が始まった当初は、シデの木にキズをつけて根元を焼く方法が使われていましたが、その後、シデ、コナラ、クヌギなどの丸太をシイタケが出ている木に並べ、自然に菌が移るのを待つ方法が広がりました。江戸時代の末期には、なたで傷をつけて菌を摂取する「なた目法」が現在の静岡や大分の一部で普及しました。明治に入ってさらに研究が進み、人工的に原木に菌を打ち込む方法が広がり、現在は、クヌギ、コナラなどの細い丸太に小さな穴をあけて、菌を植えつける「原木栽培」や、その後開発された「菌床栽培」が使われています。菌床栽培は、のこ屑とふすま、米ぬかなどの材料を混合して、通気孔のある袋に詰めて殺菌した後、菌を植えて培養するもので、今では、工場生産ができるので、こちらの方が広く普及しています。
生しいたけは、そのまま焼いたり、鍋物や汁もの、てんぷらなどに、干しシイタケは、乾燥させることで、細胞が壊れ、うま味成分が多く出るため、うま味を利用して、煮ものやすしの具などに利用されます。
今日の給食では、「干ししいたけ」を中華丼の具に使っています。
※中華丼の具は、これまでおかず容器で配食していましたが、今回は保温食缶で配送しています。