本日の献立/11月30日(月)
- 公開日
- 2015/11/30
- 更新日
- 2015/11/30
給食
献立名 ・たらのてんぷら
・豚肉と野菜の炒め煮
・ブロッコリーのごまあえ
・みかん(缶詰)
・みぞれ汁
・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 801kcal、たんぱく質 33.3g、脂質 21.6g
☆まだら(真鱈)☆
タラは雪の舞う季節に欠かせない北国の代表的な白身魚で、雪のように白い身が特徴です。日本では古くから冬の味覚として親しまれ、タラのことを「ユキ」とよんでいたこともあり、漢字では「鱈(タラ)」と書きます。日本近海には、約90種類のタラが生息していますが、一般にタラというと「マダラ(真鱈)」のことをいいます。マダラは生命力が強く、平均寿命は13〜14年といわれ、魚の中では長生きになります。また、食いしん坊でエサをよく食べ、お腹がぷくっとふくれた形をしていることから、お腹いっぱいに食べる意味の「たらふく(鱈腹)食べる。」や、矢継ぎ早に(次々に)たくさん食べる意味の「やたら(矢鱈)食べる。」という言葉の当て字になっています。そのほか、タラバガニの「たらば(鱈場)」というはタラがたくさん獲れる漁場のことで、これと漁場が重なることからこの名がついたようです。
味の方はくせがなく、身は柔らかくてとてもおいしい魚で、鍋物、揚げ物、焼き物などいろいろな料理に使われます。タラの卵巣として「たらこ(鱈子)」がありますが、これは同じタラでもスケトウダラというタラの仲間の卵巣です。マダラのものは、とくに呼び名はないようですが、北国では、一般に魚類の卵巣を意味する「まこ(真子)」と呼んでいるようです。
今日の給食では、マダラの切り身をてんぷらにしています。そして、汁物にはだいこんおろしを使用した「みぞれ汁」を組み合わせました。