本日の献立/1月25日(月)
- 公開日
- 2016/01/25
- 更新日
- 2016/01/25
給食
献立名 ・鮭の塩焼き
・てんぷら(ちくわ、れんこん)
・きんぴらごぼう
・ほうれん草のおひたし
・みそ汁
・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 799kcal、たんぱく質 34.6g、脂質 17.8g
☆ごぼう(牛蒡)☆
ゴボウの原産地はユーラシア大陸北部、ヨーロッパ、中国といわれ、日本へは平安時代に中国から朝鮮半島を経て、薬草として伝わったとされています。日本でも当初は薬用として使われていたようですが、平安中期には宮廷の料理に使われたという記述があるようです。独特の香りや歯ごたえが親しまれていますが、食用としているのは、日本と台湾だけのようです。作型は、春播き秋どりと秋播き春どりに大きく分かれ、貯蔵もきくので年中出荷されています。おいしい時期は作型により、それぞれ11〜1月、4〜5月にわかれますが、どちらかというと春播きの前者が主流になります。
ゴボウは薬草として用いられていただけあって、その成分にも多くの効能があります。まず、食物繊維は、野菜の中でもトップクラスで、整腸作用に加え、動脈硬化やガンの予防などに効果が期待されます。また、多糖類のイヌリンという成分は、腸内での糖分吸収を抑え、血糖値の上昇を防ぎ、糖尿病の予防効果も期待できます。そのほか血圧上昇を抑えるカリウム、カルシウムとともに骨の合成を助けるマグネシウム、貧血を予防する鉄分、抗酸化作用のあるポリフェノールなども多く含んでいます。
今日の給食では、「金平(きんぴら)ごぼう」として使っています。