本日の献立/2月10日(水)
- 公開日
- 2016/02/10
- 更新日
- 2016/02/10
給食
献立名 ・鶏ごぼうご飯
・赤平天とだいこんの煮もの
・れんこんのそぼろ炒め
・きゅうりの酢のもの
・みそ汁
・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 782kcal、たんぱく質 36.3g、脂質 15.6g
☆みそ(味噌)☆
みその歴史については、9/11に紹介しましたので、今回はみその分類や特性について紹介します。
みそは日本の気候・風土に左右されながら、各地方でそれぞれ独特の味が作られてきました。そのため、種類が多く、麹の原料だけでなく、味、色、形状などでさまざまに分けられます。まず麹の原料による分類では、米みそ、麦みそ、豆みそに分けられます。そして米みそは、甘みそ、甘口みそ、辛口みそに分類され、さらに、甘みそは白と赤に、甘口と辛口は、淡色と赤に分けられます。麦みそは、甘口と辛口に分けられ、豆みそは辛口となります。産地の傾向をみると、辛口の米みそは、北海道や東北地方から静岡あたりまでで、愛知、岐阜、三重では辛口の豆みそとなります。この地域から西の方面へ行くと再び米みそとなりますが、関西や瀬戸内海沿岸では、甘みそが多くなります。さらに西に向かい九州に入ると麦みその地域となってきます。
このようにみそには多くの種類がありますが、甘味、辛味、酸味、苦味、うま味が調和した調味料で、魚や肉のにおい消しに使われたり、抗酸化作用が強いため肉や魚の保存などに使われたりするなど、日本の料理には欠かせないものとなっています。さらに、原料に大豆が使われるので、大豆たんぱく質や大豆サポニン、イソフラボン、食物繊維、大豆レシチンなどを含み、また、カリウムやマグネシウムなどのミネラル、ビタミンB群なども含み、味だけでなく、その成分においても優れたものとなっています。給食でもよく使用していますが、今日はみそ汁として使っています。
※2/12(金)は、マラソン大会のため、1・2年生は給食中止となりますので、3年生のみの実施となります。また、献立にクリームシチューがありますので、3年生で給食を選択している場合は、スプーンのご用意をよろしくお願いします。