本日の献立/2月12日(金)
- 公開日
- 2016/02/12
- 更新日
- 2016/02/12
給食
献立名 ・クリームシチュー、ブロッコリー
・サーモンフライ
・キャベツのピクルス
・いよかん
・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 851kcal、たんぱく質 30.5g、脂質 24.8g
☆キャベツ☆
キャベツは古代ギリシャ・ローマ人も食用としていた最古の野菜の一つで、世界で最もポピュラーな葉菜です。ヨーロッパの地中海や大西洋沿岸が原産とされており、「キャベツ」という名は、頭の形をした野菜という意味ですが、もとの野生種は結球しないものだったようです。これをケルト人がヨーロッパ各地に広め、その過程で花を食べるブロッコリーやカリフラワー、わき芽を食べる芽キャベツなどに分かれ、そして現在のような結球するキャベツが生まれました。日本に伝わったのは、江戸時代末期で、「甘藍(かんらん)」、「玉菜(たまな)」などと呼ばれ、明治時代から大正時代にかけて「トンカツ」の流行とともに、キャベツの生食が急速に普及したそうです。
キャベツは、出荷時期によって「春キャベツ」、「夏秋キャベツ」、「冬キャベツ」に大きく分けられ、巻きの固い冬系の「寒玉」が流通の大半を占めており、1〜3月ごろがおいしい時期となり、とくに関西ではお好み焼き用として人気があります。また、最近では、生でも柔らかい春系の品種も好まれるようになり、こちらの方も生産量が増加しています。
栄養面では、ビタミンCやカルシウムが豊富で、そのほか、胃炎や潰瘍の回復に効果があるといわれるビタミンUが含まれています。
今日の給食では、ピクルスとして使っています。