本日の献立/3月14日(月)
- 公開日
- 2016/03/14
- 更新日
- 2016/03/14
給食
献立名 ・かき揚げ、ししとう
・鮭の塩焼き
・きんぴらごぼう
・はくさいの酢のもの
・赤だし
・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 846kcal、たんぱく質 29.3g、脂質 29.9g
☆ししとう(獅子唐)☆
シシトウというのは、シシトウガラシ(獅子唐辛子)のことで、ピーマンと同じく、トウガラシのなかまになります。関西では、アオトウ(青唐)ともいいます。トウガラシの原産地は中央・南アメリカで、2000年以上前には、栽培がはじまっていたようです。トウガラシには多くの品種がありますが、大きく分けると辛味種(hot pepper/ホット・ペッパー)と辛味の少ない甘味種(sweet pepper/スイート・ペッパー)に分けられます。日本では江戸時代には、すでにトウガラシの仲間が栽培されており、そのうち青果用として栽培されていた甘味種がシシトウガラシであったようです。果実の先端部がへこんでおり、その中に小さい突起がありますが、この形が獅子面に似ているということが、この名の由来となったようです。ピーマンも甘味種の1品種ですが、こちらは、アメリカで品種改良されたものが、明治以降に導入されたようです。旬は6〜8月で夏の野菜となりますが、香りや色がよいので、一年を通して、揚げ物や焼き物、炒め物などに利用されています。甘味種なので基本的には辛味は少ないですが、辛味種との自然交配により、たまに驚くほど辛いものが混じることもあるそうです。
栄養成分は、ピーマンとほぼ同じで、ビタミンCやカロテンが豊富に含まれるので、免疫機能を高めるとともにカゼの予防や、疲労回復などの効果が期待されます。
今日の給食では、素揚げにして、かき揚げに添えています。