学校日記

本日の献立/3月22日(火)

公開日
2016/03/22
更新日
2016/03/22

給食

献立名 ・鶏肉と野菜のカレー炒め
    ・マカロニサラダ
    ・じゃがいものしょうゆバター焼き
    ・りんご(缶詰)
    ・ごはん・牛乳
栄養価 エネルギー 779kcal、たんぱく質 26.8g、脂質 18.1g

☆じゃがいも☆
 じゃがいもは植物としては、ナスの仲間になりますが、その果実ではなく、土中の茎に栄養がたまってできる「塊茎(かいけい)」という部分を食べるものです。原産地は、南米のペルーからボリビアにかけてのアンデス高原、チチカカ湖周辺といわれ、紀元500年ごろから、標高3000〜4000メートルの土地で栽培され、インカでは重要な作物となっていたようです。そして、16世紀になって、スペインの南米遠征軍が、ヨーロッパに持ち帰り、比較的短い期間で塊茎を肥大させる性質があるため、救荒用作物として広く普及しました。日本へは慶長年間(1596〜1615)に、オランダ船によって、ジャガタラ(現在のインドネシア、ジャカルタ)から、長崎へと伝えられ、このことが、ジャガイモという名の由来となりました。また、「馬鈴薯(ばれいしょ)」とも呼ばれますが、これは、江戸時代の小野蘭山(1729〜1810)という学者が、もともと中国にあった馬鈴薯(現在のホドイモ)というイモと勘違いしたことからこの名で呼んだそうです。その後、1912年になって、中国でもジャガイモの方を馬鈴薯と呼ぶようになったそうです。馬鈴薯という名は、馬の首につける鈴の形に似ているところからきています。伝わった当時は、あまり好まれなかったそうですが、明治時代になって本格的な栽培が始まり、北海道の開拓とともにアメリカやイギリスなどから多くの品種が導入され、現在では日本でも主要な作物となっています。年中出回っていますが、4〜7月ごろがおいしいとされています。
 主成分はでんぷんで、ビタミンCも豊富に含まれています。そして、ジャガイモのビタミンCはでんぷんに包まれているため、加熱や保存によっても壊れにくいということが特徴となっています。
 今日の給食では、しょうゆとバターで味付けしてオーブンで焼いています。