学校日記

本日の献立/3月23日(水)

公開日
2016/03/23
更新日
2016/03/23

給食

献立名 ・千草焼き
    ・ししゃものから揚げ
    ・はくさいとほうれん草のごまあえ
    ・みかん(缶詰)
    ・みそ汁
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 822kcal、たんぱく質 29.0g、脂質 24.9g

☆鶏卵(けいらん)☆
 鳥類の卵の中で、食用として流通しているのは、鶏卵、うずら卵、アヒル卵などがあり、そのうちの大部分が鶏卵です。鶏卵とは漢字で書く通りニワトリの卵で、日本での消費量は、年間1人当たり300個を超え、世界でもトップクラスになっています。明治時代では年間10個程度だったそうですので、およそ30倍になっています。
 日本へニワトリが持ち込まれたのは古く、「日本書紀」では天の岩屋戸の話に「長鳴鳥」の記述が見られます。しかし、卵を食用としたのは、江戸時代に出版された「本朝食鑑(ほんちょうしょっかん/1695年)」に、ゆで卵、卵焼き、卵酒などの料理が記載されたのが最初の正確な記録となっています。卵の生産が急速に増え始めたのは、昭和30年代以降で、貴重な食品から手軽に食卓にのぼる食品となりました。これは、ニワトリの品種改良や、エサが安定供給できるようになったことによるもので、価格も安定しており、「物価の優等生」といわれています。
 栄養成分では、ビタミンCを除くすべての栄養素をバランスよく含んでおり、完全栄養食品と呼ばれるものの1つとなっています。ただし、食品の中では、コレステロールの含量がたいへん高い方なので、野菜などの他の食品とうまく組み合わせて食べることが必要だと思います。
 今日の給食では、千草焼きとして使用しています。「千草」というのは、多くの草という意味で、いろいろな野菜などを加えて焼くことからこのように呼ばれています。また、野菜を加えることで、栄養バランスもよくなります。

※本日で、今年度の給食は最後となります。一年間どうもありがとうございました。
来年度は、4/11(月)からの実施となります。当日の献立には、カツカレーライスがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。