第76回”社会を明るくする運動”作文コンテスト表彰式・朗読と音楽のつどい
- 公開日
- 2026/08/29
- 更新日
- 2026/08/29
お知らせ
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8月29日(土)
第76回”社会を明るくする運動”~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~作文コンテスト表彰式・朗読と音楽のつどいが
午前10時40分より、東成区民センター大ホールにて開催されました。
作文コンテスト表彰式においては
本校より3年生3名が表彰されました。おめでとうございます!
また、東成地区「社会を明るくする運動」実行委員長 岡本さん、春木 卓伸 東成区長より表彰状および記念品を授与された後、一人ずつ壇上にて作品の朗読が披露されました。すばらしいです!
また、後半では『音楽のつどい』で東陽中学校吹奏楽部による演奏が行われました。
コンサートは大変盛りあがり、閉会を迎えました。
作文コンテスト 最優秀賞を紹介させていただきます。
「笑顔をつなぐ明るい社会」
「社会を明るくする運動」という言葉を初めて聞いたとき、私は「明るくする」とはどういう意味なのだろうと考えました。そして、それは街の見た目を明かるくすることではなく、地域で暮らす人たちの「気持ちが明るくなること」、つまり誰もが安心して暮らせる社会こそが、この運動の目指す本当の姿だと感じたのです。しかし、今の世の中を見渡すと、不安や悩みを抱えて、心が暗く沈んでしまっている人がたくさんいます。そうした心の暗闇が時に犯罪や非行という問題につながってしまうのではないかと思います。
犯罪や非行のない地域を作るために、私たちがまず考えなければならないのは、そうした過ちが起こる「原因」です。ニュースなどで罪を犯してしまった人の背景が報じられるとき、その多くに共通していることは、家庭や学校に安心できる「自分の居場所」がなかったということです。誰にも悩みを相談できず、周りに助けを求めることもできずに一人ぼっちになってしまった結果、寂しさや絶望から、間違った道へ進んでしまうケースが少なくありません。つまり心が孤立してしまうことが、犯罪や非行を生み出す大きなきっかけになっているのです。
そうであるならば、人々の気持ちを明るくするための「地域のつながり」こそが、一番の防犯対策になると思います。近所の人と笑顔で挨拶を交わすことや、地域の行事に参加することはとても小さな、当たり前の行動に思えるかもしれません。しかし、こうした毎日の関わりは、悩んでいる人に対して「私はあなたのこと見ていますよ」「一人じゃないから大丈夫だよ」という安心感を伝える、何よりも大切なメッセージになります。誰かが自分を気にかけてくれているという実感があれば、暗く沈んでいた気持ちも少しずつ救われ、自暴自棄にならずに踏みとどまることができるはずです。また、この運動において私たちが真剣に考えなければいけないのが、過ちを犯してしまった人が再び社会に戻って立ち直ろうとするとき、私たちがどのような目で見つめるかという問題です。
一度失敗してしまった人に対して、周りが冷たい視線を向け続け、仲間外れにし続けてしまえば、その人は生きる場所を失い、また同じ過ちを繰り返すという悪循環に陥ってしまいます。これでは、本当の意味でみんなが明るい気持ちで生きられる社会にはなりません。やり直そうとし決意した人を地域のみんなで温かく受け入れ、もう一度チャンスをあげることが結果として私たちの安全な町づくりにつながるのでと強く感じます。
もちろん、犯罪そのものを許していいわけではありません。被害にあった方の苦しみや悲しみを、私たちは絶対に忘れてはなりません。しかし、罪を犯した人が心から反省し、償いを終えたのであれば、次はその人が二度と間違った道を歩まないよう、周りが支えていくことが地域社会の役割です。私は、保護司の方々のように、ボランティアで立ち直りを支え、相手の気持ちに寄り添い続けている大人たちがたくさんいることを知り、すごいなと感動しました。これからは私たち若い世代も、そうした大人たちの姿を見習って、周りの人に優しく関わっていかなければなりません。
私たち中学生が普段の生活の中でできることは、決して特別なことではありません。学校や地域の中で、元気がなさそうな友達や、困っていそうな近所の人も見かけたときに、「大丈夫?」と一言声をかけることです。そうした小さな思いやりの積み重ねが、誰かの心を明るく照らし、孤立を防ぐことにつながります。
一人ひとりの心に寄り添う温かい眼差しが広がることで、犯罪や非行のない、「誰もが、明るい気持ちで暮らせる地域社会」が築かれていくのだと思っています。私もその未来をつくる一員として、まずは身近な人への小さな優しさから、行動に移していきたいです。