6年生が「折れない心を育てる」出前授業受ける
- 公開日
- 2024/07/17
- 更新日
- 2024/07/17
お知らせ
6年生の3クラス全員が7月17日(水)、「折れない心を育てる いのちの授業」と題した出前授業を各教室で受けました。
この授業は、生野区の「生きるチカラまなびサポート事業」として、一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会の3人の講師により行われました。子どもたちは、苦しみは希望と現実との開き(ギャップ)であり、悩みから抜け出すには家族や友人などの支えが大きな力となること、自分の将来の夢なども力になることを学びました。
また、登校しようとしたものの腹痛で断念し今後も同じことが起こるのではと苦しむ男の子の実写ドラマを鑑賞し、苦しむ人に家族として何をしてあげられるかをみんなで考察。やみくもに励ますのではなく苦しみの内容を聞き出したうえで、相手に寄り添う姿勢を示すことが大切であることを確認し合いました。
授業では、大腸がんにかかり早く死にたいと思っていた50代女性が周囲の支援で前向きな気持ちに変わったという手記も紹介され、講師は「自分の支えになっている人を大事にしよう」「誰かが苦しんでいる時は、その苦しみをわかってあげられる人になろう」などと呼びかけていました。