5年生が「いくのパーク」の多文化共生の取り組み学ぶ
- 公開日
- 2025/12/04
- 更新日
- 2025/12/04
お知らせ
5年生が12月1日(月)、旧市立御幸森小学校の校舎を利用した施設「生野コーライズパーク(いくのパーク)」の多文化共生の取り組みを出前授業で学びました。
講師は同パークの運営にあたるNPO法人「IKUNO・多文化ふらっと」の職員さんたち。授業は生野区の生きるチカラまなびサポート事業として行われました。
生野区は住民の24.2%に当たる30,984人が外国人(今年9月1日現在)。その比率は、全国の市区町村の中では3番目ですが、都市部ではトップです。国籍別では韓国・朝鮮が6割強で、ベトナム、中国、ネパールの住民が増えています。
授業で子どもたちは、いくのパークが外国にルーツのある人を対象に日本語指導、学習支援などを行うほか、国籍、年齢を問わず誰でも利用できる図書室やレストラン、喫茶店などもあり、多くの人たちに利用されていることを学びました。生野区は「日本の中で一番、多文化共生を実現させることに挑戦できる場所と思う」と説明され、子どもたちは自分のできることについて思いを巡らせていました。