地震などの災害に備え全児童生徒が「防災学習交流会」
- 公開日
- 2025/12/10
- 更新日
- 2025/12/10
お知らせ
いつ起こるかわからない地震などの災害に備えようと、全児童生徒が12月6日(土)、行政と地域のみなさんの協力のもと、本校で「防災学習交流会」に取り組みました。
子どもたちはまず自分の教室で区役所職員による防災講話をモニター画面を通じて視聴、学校で地震が起きたときの行動などについて教わりました。続いて学年ごとに決められた会場に移動して「学年別活動」を始めました。
大運動場では、1年生と9年生がペアになり、消防署設置の「煙テント」に挑戦。人体に無害な擬似煙が充満するテント内に突入し、火災の際の煙を疑似体験。口をハンカチで押さえ低い姿勢になって、9年生が1年生をリードしながら仕切り幕で区切られた狭い通路を通ってゴールにたどり着くと、笑顔で顔を見合わせていました。3年生は水消火器を使った消火訓練と煙テントを体験。同消火訓練には1年生も参加しました。
東館1階では、6年生が簡易トイレの組み立てや便処理、防災無線の操作を学習。東体育館では7年生が、格技室では9年生がそれぞれ地域防災リーダー・あじさいパートナーの手ほどきで心肺蘇生訓練をしました。他の学年も自分の教室で「防災クイズ」などを通じて防災知識を学びました。
最後は地震を想定した避難訓練。子どもたちは放送を合図に各教室で机の下にもぐって身を守る行動をしたあと大運動場に集まりました。子どもたちが住む地域ごとに防災リーダー・あじさいパートナーのみなさんを紹介され、顔ぶれを確認してあいさつをしました。
9年間を通して防災についての学習を積み上げることで、非常変災時に自主的に動くことができる子どもたちを育てていきたいと思います。地域の防災リーダー・あじさいパートナーの皆さん、区役所・消防署の皆さん、ご協力いただき、ありがとうございました。