6年生〜9年生が人形浄瑠璃鑑賞 9年生は共演も
- 公開日
- 2025/12/12
- 更新日
- 2025/12/12
お知らせ
日本の伝統芸能である人形浄瑠璃の公演が12月9日(火)、東体育館であり、6年生〜9年生が鑑賞、9年生は共演も果たしました。
文化庁の学校巡回公演として淡路島を拠点とする淡路人形座のみなさんに来演いただきました。第一部が「えびす舞」の公演と人形浄瑠璃教室、第二部が「本朝廿四孝(にじゅうしこう)」の公演という構成です。
9年生は「えびす舞」で共演。11月20日、本校で淡路人形座によるワークショップを受講、その後も自主練習をして準備していました。この演目は、ある村を訪れたえびす様が庄屋に酒を振る舞われたあと、酔ったまま船で沖に出て大漁や商売繁盛を祈って立派なタイを釣り上げる物語。9年生9人が3人ひと組になって庄屋の使用人役の人形3体を操り、えびす様に酒を注ぐ重要なシーンをしっかりと演じました。また他の9年生たちは口上で共演、クラスごとの願いも披露しました。
人形浄瑠璃教室では、太夫と三味線奏者がそれぞれの役割などについて解説。また、人形遣いは8年生3人をみんなの前に呼び出して和服女性の人形の動かし方を教えました。3人の動かす人形は不自然な動きを連発して会場から笑いが起きていましたが、頭(かしら)と右手を担当した子は「上手。センスがある」とほめられていました。
「本朝廿四孝」は上杉謙信の娘という設定の八重垣姫が武田信玄の息子勝頼と婚約したものの、刺客に殺されることになったため、それを早く知らせて命を救おうと、キツネの霊力を借りて諏訪湖を渡るという物語。赤い人形の衣装が一瞬にして白い着物に変わるシーンは見事で、子どもたちを驚かせていました。