学校日記

今の自分は?

公開日
2014/12/24
更新日
2014/12/24

お知らせ

12月24日(水)

12月10日、ノルウェーの首都オスロでノーベル平和賞を受賞したパキスタン人のマララ・ユスフザイさん(17)が演説をした言葉です。

「私たちは教育を渇望(かつぼう)していました。
 なぜなら私たちの未来は まさに教室の中にあったからです。」

「そして今日、私は自分の声をあげているのではありません。6600万人の女の子たちの声なのです。」

「空っぽの教室、失われた子どもの時代、無駄にされた可能性を目にするのは最後にする。そう決めた最初の世代になりましょう。」

「リーダーたちは、なぜ自分の子どもが数学や化学の宿題をしているときに、途上国の子どもは基本的な読み書きだけできればよいと思うのでしょうか。世界中の子どもたちに無償で質の高い初等、中等教育を保障すべきだ」と訴えていました。

 あなたは、どう感じましたか。
 今あなたは、多少の差はありますが、不自由なく食べることができる、勉強ができる環境にありますが、その環境さえない人たちが世界中にはたくさんいるということです。
 食べるものに、好き嫌いがある、勉強をしたくないなど・・・よくよく考えると、当たり前に食べ物があり、勉強ができる環境があるから、「嫌いなものは・・・やりたくないから・・・」といった発想が生まれます。
 一度考えてみてください。
 もしも食べるものがいつまでも全くなかったら・・・。
 勉強できず、あなたが知りたい・聞きたい・やってみたいということをずっと奪われたら・・・。
 話は極端かもしれませんが、今ある環境が、いかに恵まれているか。今を大切にするということは、その1日1日を感謝して過ごす、やりきるということです。