おはようございます。
先週は中間考査、お疲れさまでした。頑張れた人、思うとおりにできた教科もあればうまくいかなかった教科もあったと思います。ほっと一安心の人も多いと思いますが、テストは終わった後のこれからが大事です。今日は、テストは「終わった後が大事」ということについてお話します。
今日から採点されたテストが返されます。皆さん気になるのは点数だと思います。これは当然です。そして、答え合わせをして、採点ミスの確認も気になると思います。ミスがあれば点数を訂正してもらえるので、真剣に答え合わせをしますね。しかし大事なのは、点数ではなく、問題の内容の振り返りです。
単なる丸つけではなく、もう一度問題の内容を見直してください。そして正解だった問題については、本当に理解していて正解だったのか、偶然だったのか確認してください。中には答えはあっていたけれど、考え方や解き方を誤って理解していて、偶然正解だったということもあるかもしれません。そんな問題は次に同じ問題が出たときには間違えます。
逆に不正解だった問題は、どこで間違えていたのかをしっかり確認してください。全くわからなかったのか、それともわかっていたのにミスをして間違えたのか、理由はいろいろあると思いますが、しっかり内容を振り返り、次には正解できるようにすることが大事です。
定期テストの問題は、とても良い問題が出されています。入試問題に定期テストと同じ問題が出たという話はよくある話です。私の高校時代の一つ上の学年の話ですが、入試直前の定期テストで出題された数学の問題が、ほぼそのまま大学入試問題に出たため、例年は1人か2人しか合格できなかった難関大学に、その年は受験者全員1０人が合格ということもありました。
テスト前に勉強をする、これは当たり前です。大事なのはテストの振り返りです。つまり今日からが大事です。テスト前の１時間の勉強より、テストの振り返りの１時間の勉強の方が何倍も効果があります。今日からのテストの振り返りをしっかりやって、同じような問題が次に出たときには絶対に正解できるように頑張ってください。
次に連絡です。今日から菫中学校の先輩（卒業生）1名が教育実習に3週間来ています。みなさん、人生の先輩としていろいろ話を聞いてください。
明日の放課後、図書館で色鉛筆アートの講習会が開かれます。ヨーロッパで色絵鉛筆アートの研究をされてきた講師の方から貴重な指導が受けられますので、積極的に参加し、創造的で楽しい時間を過ごしてください。