学校日記

9月2日(月)全校放送

公開日
2024/09/02
更新日
2024/09/02

お知らせ

おはようございます。先週からの台風10号は、進路などの予測が難しく、異例なルートをたどっています。
台風は、熱帯で発生する低気圧で「熱帯低気圧」といいます。海水の温度が26〜28度以上で発生するといわれており、水の少ない陸上では発生しません。そして海の水が蒸発して雲が集まって台風は発生します。
今回の台風10号は非常に強い勢力でした。中心の気圧は935ヘクトパスカルにもなりました。気圧の単位 ヘクトパスカルの「ヘクト」は100 「パスカル」は人の名前です。普通の状態は、地上では1気圧ですが、1気圧は1013ヘクトパスカルですので、数字が小さいほど強い台風といえます。
台風では風の強さも話題になります。台風と熱帯低気圧の違いは、風速が秒速17.2mを超えるかどうかです。風は強くなったり弱くなったりするので、秒速17.2mというのは、10分間の平均です。ちなみに、秒速17.2mといってもわかりにくいのですが、時速にすると約60キロです。つまり、時速60キロの自動車に乗って窓から顔や手を出して受ける風の強さだと思ってください。この風では、立っているのが精一杯の人もいるでしょう。
また、台風には暴風域があります。暴風域というのは秒速で25mを超えた範囲を暴風域といいます。これも時速に直すと時速90キロですから、かなりの風です。
ほかにも台風について、いろいろ調べるとわかることがあります。興味もある人は調べてみてください。
今週は台風一過で暑くなる見込みです。健康管理に気をつけて生活してください。