1学期　終業式　
皆さん、1学期ご苦労様でした。
皆さんにとって、この1学期は、どうだったでしょうか？楽しかった、しんどかった、頑張れた、そうではなかった、いろんな感想を持っていると思います。
3年生の皆さんには、懇談と並行して5日間で10校の高校の先生に来ていただいて、高校説明会を実施し、たくさんの人が参加してくれましたが、その中で高校の先生から次のような言葉をいただきました。「しっかり高校を選択して、目標を持ってきてくれた人は、入試に向けて頑張った人は、みんな高校は楽しいと言ってくれます。これはどの高校でも同じです。でも、なんとなく高校を決めた人や、高校の見学もせずに親や塾からの話だけで決めた人の中には、高校が楽しくなくて続かない人もいます」というお話でした。お話のように、目標を持って、努力をして勝ち取った進路は、楽しくやりがいも感じられると思います。しかし、努力もせず「なんとなく」で決めた進路には、感動も喜びも少ないものです。
ところで、最初に尋ねましたが、皆さんの1学期は「努力」した1学期でしたか、「なんとなく」の1学期でしたか？勉強でも、部活動でも、学校行事でも、何か自分で頑張ろう、やりきろうと決めてきた人は、きっと大変だったし、苦しいこともあったと思います。うまくいかずに責められる事や怒られる事もあったかもしれません。そういったつらいこともあったかもしれませんが、一方では真の喜びも楽しさも味わえたのではないでしょうか。
これから皆さんは学年や年齢が上がるごとに、「自己責任」を問われることが増えていきます。「自己責任」を果たすという事は、時には苦しくつらいこともありますが、他では味わえない喜びや満足もあります。そしてなにより成長があります。責任を取るという事はそういう事だと思います。皆さんには、「自己責任」を果たし、苦労も喜びも経験する中で成長していってほしいと思います。