全校集会
- 公開日
- 2026/01/19
- 更新日
- 2026/01/19
できごと
1月19日(月)全校集会を放送で実施しました。(添付画像は『第5回城東区いじめサミット』1月17日開催の様子です)
校長先生のお話
『いじり』と『いじめ』
みなさん、おはようございます。今朝はとてもいい天気に恵まれ、本来であればグランドでの全校集会が実施されるはずでしたが、今日はみなさんに観てもらいたい動画がありますので、急遽、放送での全校集会に変更してもらいました。さっそくですが、『いじめ』に関する動画を観てください。
(2本の『いじめ』に関する動画を視聴した後で)
みなさん、改めておはようございます。『いじめ』に関する動画を観てもらいました。
一昨日、『第5回城東区いじめサミット』が開催されました。鯰江中学校からは生徒会長山口さんと1年学年代表瀬尾さんが参加しました。城東区全6中学校の生徒会の生徒24名、区役所から吉村区長、角田副区長はじめ担当の方々、そしてスクールロイヤー、弁護士の先生方、本校は西田先生ですが、各中学校たくさんの先生方が参加しました。
今年の『いじめサミット』は『いじり』と『いじめ』の違いというのが主な議題となり、たくさんの活発な意見交流があり、いじめについて考えを深めることができた大変有意義な会議、サミットとなりました。
校長先生もサミットの様子を見させてもらいましたが、感じたことをこれから話させてもらいます。
大阪は、昔から『笑い』を大切にしてきた街です。
人を笑わせること、場を和ませること、しんどい時でも笑いに変える力。これは、大阪の誇れる文化だと校長先生は思っています。
みなさんの中にも、クラスを明るくしたい、友だちを笑わせたい、そんな気持ちで、言葉を選んでいる人がいるでしょう。その気持ち自体は、とても素敵です。では、ここで考えてほしいことがあります。
『いじり』「いじり」は、誰のための笑いでしょうか。大阪の笑いには、実は大切な特徴があります。
それは、『自分がオチになる』、『みんなで笑える』ということです。
テレビの漫才でも、一方的に誰かを傷つけ続ける笑いは、長く続きません。本当におもしろい笑いは、見ている人も、演じている人もどこか安心できる笑いです。
学校やみなさんの周りでの『いじり』はどうでしょうか?
・いつも同じ人がいじられていないか
・断れない人が、オチにされていないか
・その人がいない場所でも、同じように笑えるか
このあたりが、『笑い』と『いじめ』を分ける大きなポイントです。
もう一つ、覚えておいてほしいことがあります。
笑いのセンスがある人ほど、実は『空気を読む力』も高いということです。
相手の表情、声のトーン、ちょっとした間などなど、それに気づける人は
『今は笑いにしていい場面か』、『ここで止めといたほうがいいか』を判断できます。
本当の意味での『おもしろさ』は、人を下げることではなく、場を上げることです。
もし、誰かのいじりを見ていて、『ちょってやりすぎかも』と感じたら、それはあなたの感覚が正しい可能性があります。
笑ってごまかさず、『それもうええやろ』その一言が空気を守ります。
いやなものは、いや。それを伝えることは、弱さでなく、自分を大切にする力です。
大阪の『笑いの文化』を誰かを我慢させる文化にしないでください。
みんなが安心して参加できる笑い。終わった後も、誰も一人にならない笑い。
そんな笑いを、一人ひとりが育てて行ってください。