本日は１学期の終業式でした。校長室からリモートで各クラスにお話をさせていただきました。写真は生徒会の役員がいじめについて話をしているところです。

　終業式の話（要約）
　
　1学期が終わり、今日は立秋というのに明日から短い夏休みです。新型コロナで今までとは全く違う1学期を過ごしてきました。本当に大変だったと思います。よく頑張りました。

　7月の終盤から非常事態宣言が発出させれた4月よりも日々の感染者が多い中での夏休みとなります。新型コロナ感染が日常となり、少しずつ慣れや油断が私たちの中にもあるようです。何よりも自分や家族のためワクチンや重症化しないための薬ができるまでこれまでの生活と同じように気を付けて過ごしてください。

　さて、この状況の中で勉強について改めて感じることがありました。勉強の基本は、昔から「読み、書き、そろばん」といわれています。自主学習やリモート学習では先生方が横について教えることはできません。双方向の授業形態を行えたとしてもサポートは難しいと思います。教科書や課題を読んで理解するためにはまず「読んで意味がわかる」ことが重要だということです。

　短い夏休みですが、できれば本を1冊読んでほしいと思います。苦手な人は短い話がいくつか入ったものでも、漫画的な内容のものでも構いません。ことわざ辞典などでもいいと思います。新しい生活様式、学校形態にとって大切な力となるはずです。

　新型コロナや熱中症にかかることなく、8月25日また元気に学校に登校してくることを楽しみにしています。