学校日記

4/28 全校集会

公開日
2025/04/28
更新日
2025/04/28

校長より

 本日の全校集会は、通信環境調査をかねてGoogle Meet で行いました。
各委員会より取り組み目標の発表、校長講話、生活指導担当教員からの話を行いました。」

   校長講話(要約)
 5月の連休明けまでは、お家でいる時間が長くなりますが、生活のリズムを崩さないように注意してください。毎年、5月の連休明けに体調を崩す生徒を見かけます。原因の多くは、生活のリズムが崩れてしまったことによるものです。生活のリズムの基本は、早寝・早起き・朝ごはん です。就寝時刻、起床時刻が遅くならないように心がけ、朝食もとるようにし、健康管理をしっかりと行うようにしてください。
 さて、皆さんは、ホンダという会社をしっていますか。自動車やバイク等も作っている会社です。雑誌でホンダの創業者である本田宗一郎氏の言葉が紹介されていました。ホンダの作業着を白色に決めた時の言葉で、「汚い工場からいい製品は生まれない」という言葉です。本田氏は、「環境がよくなけりゃ、働く意欲も落ちる。汚い工場からいい製品は生まれない。だから、作業着は白がいいんだ。白は汚れが目立つ。それができるだけ汚れないように、きれいな工場にしなきゃいけないんだ。」と言って、工場の内部も工作機械も、グリーンのツートンに塗り替え、トイレも水洗で白のタイル張りにしたそうです。
「汚い工場からいい製品は生まれない」の言葉は、工場だけでなく環境や環境整備・美化がいかに人の心に影響するかを言い表しています。
 茨田中学校でも、新校舎北館ができ、きれいな環境で学習に取り組むことができていますが、きれいな教室、きれいな校舎を維持し続けていくのは、私たちの掃除に取り組む姿勢や環境美化に対する心がけに次第だと思います。1年生の教室のある中館も築50年以上ありますが、日々、清掃を活動を丁寧に行い、環境美化に意識をもてば、古い中にも、落ち着いた居心地の良い空間を作ることができると思っています。
 しかし、昨年12月の学校アンケートで「ごみが落ちていないきれいな学校」での肯定的な回答の割合は70.6%で、過去5年間で一番低い数値でした。また、「落ちているごみをひらって捨てることができた」での肯定的な回答の割合は61.3%で、過去5年間で一番低く、前年度よりも10%以上も数値が下がっていました。茨中生の環境美化に対する意識が低くなってきているのではないかと心配にもなります。
 汚い机では、いい仕事や勉強はできません。皆さんには、まず自分の身の周りの整理・整頓を心がけ、さらに教室や部活動で使う場所の環境整備を進めてほしいと思います。
汚い教室では、豊かな学びは創れません。汚い学校では優しく思いやりのある心は育ちません。校舎が新しくなった今、みんなできれいな学校づくりを進めていきましょう。