9/1 全校集会
- 公開日
- 2025/09/01
- 更新日
- 2025/09/01
校長より
本日の全校集会は賞状の伝達(剣道部団体、ソフトボール部団体、野球部個人、ラグビー部個人)と校長講話を行いました。
校長講話(要約)
4月にあった全国学力・学習状況調査の生徒質問紙調査で、「普段の生活の中で、幸せな気持ちになることはどれくらいありますか」の質問項目で、よくある、または、ときどきあると回答した人の割合は91.1%で全国や大阪府の割合とほぼ同じでした。そのうち、よくあると回答した人の割合は、40.4%と全国や大阪府の割合と比べると、6%ほど低い割合でした。
先生は、みなさんがよりよく成長していくためにも、普段の生活の中で幸せな気持ちをより多く実感してほしいと思っています。人が幸せな気持ちになるときは、いろいろと考えられますが、今日は「人間の究極の幸せ」について紹介したいと思います。
日本理化学工業という会社があります。授業で使うチョークなどを作っている会社です。この会社は、障がい者雇用に力を入れていて、全従業員のおよそ7割が障がいのある方々です。日本理化学工業の元会長の大山泰弘さんは「人間の究極の幸せ」は4つあると言っています。
1つ目は「人に愛されること」。2つ目は「人にほめられること」。3つ目は「人のために役立つこと」。4つ目は「人に必要とされていること」 です。3つ目の「人のために役立つこと」は、心がけ次第で、どんな人でもどんな時でもすることができるとおもいます。例えば、落ちているゴミを拾う、トイレのスリッパをそろえる、困っている人を助ける、お家のお手伝いをする、地域のボランティア活動に参加する など、学校でも、お家でも、人のために役立つことはたくさんあります。
また、「人のために役立つこと」を行うことで、人から愛されたり、人からほめられたり、人から必要とされることにもつながってくるように思います。日頃、幸せな気持ちにあまりなれていないなと思う人、幸せな気持ちになってみたいなと思う人は、「人の役に立つこと」を考え、実行してみてください。きっと、幸せな気持ちになれると思いますよ。そして、その行いやその時の幸せな気持ちは、自分自身の成長にもきっとプラスになってくる思います。