本日の全校集会は、賞状の伝達（剣道部女子団体 ２枚）と校長講話を行いました。


　　　　校長講話（要約）
　今日からテストが返却されますね。以前にも話しましたが、テストの結果を「良かった、悪かった」で終わらせるのではなく、テストの振り返りを行い自分を成長させることが大切です。テストの振り返りを行うときに必要になるのが、メタ認知です。少し難しく聞こえるかも知れませんが、意味は簡単で、自分のことを外から眺められる力、見つめられる力のことです。
　たとえば、テストに向けて勉強した時間や期間は足りていたのか、勉強のやり方は本当に効果があったのか、どうして間違えたのか、その原因は何かなど、このように自分の学び方や考え方を客観的に振り返ることがメタ認知です。
　メタ認知は、小学校高学年から中学校にかけて、発達するといわれています。自分を客観的に見ることは、小学生のころには難しかったと思いますが、中学生の時期にはできるようになってきます。だからこそ、この力を意識して伸ばすことがとても大切なことなのです。
　繰り返し言いますが、テストが返却されたら、「なぜできたの、できなかったのか」、「次はどうすればいいのか」と考えてみる。これができるかどうかで、みなさんの伸び方は大きく変わります。振り返りを行う習慣を身に着け、自分の勉強法を向上させることで、成績にも大きな差が生まれてきます。
　また、自分を客観的に見つめる力、振り返る力は、みなさんが社会に出てからも役立つものです。そして、その力は、これからの学習や生活のさまざまな場面でも、大きな武器となるはずです。
ぜひこの機会に、自分の学習を振り返り、見直すようにしてください。