全校集会での講話(4月23日) −「チーム」を創る−
- 公開日
- 2018/04/23
- 更新日
- 2018/05/14
お知らせ
最初に、地域の方からいただいたお手紙の内容について紹介します。「4月21日(土)に鶴見区内の神社で掃除をしていた時、横堤中学校の生徒のみなさんに手伝ってもらったこと」への感謝のお手紙です。お手紙の最後に、「善意の輪が広がっていくことを願っています。嬉しかったのでご報告申しあげます」と綴られていました。この手紙を読み、とても嬉しく思うとともに横堤中学校の生徒の皆さんを誇りに思いました。また、このような心温まる手紙を送っていただいた地域の方にも感謝しています。
前回の全校集会では、授業は「チームプレー」「全力プレー」で受けましょうというお話をしました。今日のお話は「チーム」についてです。「チーム」とは何でしょうか?よく似た言葉に「グループ」があります。これらの言葉の違いは何でしょうか。
私たちはさまざまなグループに属しています。「グループ」は、分けられた集団という意味があります。それに対し、「チーム」は、人々が共通の目的を持ち、協力し合う行動を意味します。「チームプレー」という言葉はありますが、「グループプレー」という言葉は聞いたことがありませんね。よいチームに所属すると個人も成長し、チームも向上していきます。よいチームをつくるために大切なことは二つあると思います。
一つ目は「一人はみんなのために。みんなは一人のために(One for All,All for One)」ということです。人に対する思いやりの行動です。チーム全体が一人のことを考え、一人ひとりがチーム全体のことを考える。そういうチームは強いですし、安心して所属することができますね。
二つ目は、「個人もチームも常に良くなろう!」という意識を持っているということです。「昨日よりは良くなろう!」「明日は今日よりも、もっと良くなろう!」という気持ちがチームの力を高めます。以前、「学校は創るもの」というお話をしましたが、チームも創るものです。
1年生は今週の木曜日(26日)と金曜日(27日)に一泊移住があります。3年生は修学旅行が近づいてきていますね。このような行事もチームをつくるすばらしい機会となります。それぞれの学年のチーム力を高めていってほしいと願っています。