全校集会での講話(5月1日) −「こどもの読書週間」に寄せて−
- 公開日
- 2018/05/01
- 更新日
- 2018/05/14
お知らせ
いよいよ5月となりました。新緑の季節です。中庭の緑も鮮やかになってきました。
今日のお話の前に、先週行われた一泊移住についてお話をします。引率された先生方からお話をうかがうと、1年生は体験活動や集団行動に真剣に取り組むだけでなく、清掃活動に一生懸命に取り組んだり、しんどそうな仲間に声をかけてあげたりするなどの姿が見られたとのことです。1年生(39期生)としてのチーム力や成長を感じ取れたすばらしい行事となりました。
今日は「読書」についてお話をします。4月23日から5月12日の3週間は「こどもの読書週間」となっています。先週、2年生は読書活動に取り組んでいました。生徒も先生も読書に見事に集中していました。本は人生に彩りを与えます。一冊の本との出会いが自分の夢や進路に影響を与えることがあります。一行読めば一行の学び、一冊読めば一冊の学びがあります。読む力はすべての学びの基礎にもなります。
読書についてみなさんに提案したいことが三つあります。一つ目は「読書の習慣をつくること」です。一日に10分でもいいですから、本を読んでみてください。読書の習慣は大きな力になり、一生の財産にもなります。
二つ目は「さまざまなジャンルの本を読むこと」です。少し興味のある本、あまり興味がなくても友達が薦めてくれた本など、読んでみてください。図書館には様々なジャンルの本がそろっています。本の背表紙を見て選んでください。
三つ目は「本を通して考えること」です。読んだ本について友達に話をしてみる、同じ本を読んだ友達と話し合ってみる、印象に残った文章を書き写してみるなど、本を通して考える機会を持ってほしいと思います。
ゴールデンウィークには比較的、自由になる時間があると思います。いい本と出会い、読書にチャレンジしてほしいと思います。