全校集会での講話(12月17日) −これからの部活動のあり方を考える−
- 公開日
- 2018/12/18
- 更新日
- 2018/12/18
お知らせ
今学期も1週間余りとなりました。来週の火曜日には終業式です。来年に向けての準備の時期となります。3年生にとっては受験の正念場となります。体調にはくれぐれも留意してがんばってほしいと思います。
さて、本校より「平成30年度 学校の部活動かかる活動方針」を配布しました(本校のホームページにも掲載しています)。この「方針」は、大阪市の「大阪市部活動指針〜プレイヤーズファースト〜(2018年7月改訂)」に基づいています。大阪市立の中学校の部活動について、3学期から原則として、週あたり2日以上(平日は1日、土日は1日以上を休養日となります。大会や発表会がある場合は休養日を他の曜日に振り替えることもあります)。この方針は大阪市立のすべての中学校の部活動の原則となります。大阪市が定めた「部活動指針」は、スポーツ庁が平成30年3月に発表した「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」に則ったもので、全国で広がっている原則・指針です。
スポーツ庁では、スポーツ医学・科学の研究から、みなさんの運動や休養、食事や睡眠等について、バランスのとれた生活が送ることができるようガイドラインを定めました。健康を守り、生活の質を向上させることが目的です。そのことによって、学習と両立させながら、部活動の練習を質的に高め、合理的で、効率的、効果的な内容にしていくことを目標にしています。生涯にわたってスポーツとよい関係をむすびながら、スポーツライフを楽しむということをめざしています。
Unicef(国連児童基金)も「子どもの権利とスポーツの原則(Children’s Rights in Sport Principles)」を定めています。その中に「スポーツを通じた子どものバランスのとれた成長に配慮する」という項目があります。子どもの健康や安全に配慮しつつ、スポーツと良好な関係をつくっていくことは世界的な課題となっています。
これからも部活動のあり方、みなさんと部活動とのかかわりについて考えるきっかけにしていってほしいと思います。