本日の給食
- 公開日
- 2026/03/12
- 更新日
- 2026/03/12
給食
今日の給食にはよもぎだんごが出ましたね。よもぎ(蓬)はキク科の多年草(たねんそう)で、日本全国の道ばたや野原に自生する「ハーブの女王」とも呼ばれる万能薬草です。特有の香りと高い栄養価を持ち、春の新芽(しんめ)は草餅(くさもち)やよもぎ餅として食用になり、乾燥させた葉はガイヨウという漢方(かんぽう)や入浴剤などに広く利用されています。日本では、新潟県の上越(じょうえつ)市や糸魚川(いといがわ)市が特産地として知られています。
春の訪れを感じるよもぎですが、平安時代の女流作家・清少納言(せいしょうなごん)もその著書『枕草子(まくらのそうし)』でよもぎについて触れています。第207段「五月(さつき)ばかりなどに山里にありく」では、春を迎えたある日、外出した清少納言が自分が乗った牛車(ぎっしゃ)の車輪にふまれた道ばたのよもぎの香りに春を感じて、「おかし」(=おもむきがある)と記したという一節があります。2年生で「春はあけぼの…」の冒頭部分を覚える『枕草子』ですが、けっこう面白い話が多いのでまた紹介できればと思います。

