ベストゲーム(女子バレー部)
- 公開日
- 2018/08/28
- 更新日
- 2018/08/28
お知らせ
25日(土)、四天王寺中学校体育館で、女子バレーボールの大阪市秋季総体第8ブロック大会の決勝トーナメント戦が行われました。3位までに入ると、秋季総体本選の出場権が与えられます。
23日(木)の予選リーグC組を1位で通過した文中チーム。決勝トーナメントは、予選リーグを突破してきた6チームで争われます。
初戦、附属天王寺中を相手に2−0(25-19、25-19)のストレートで勝利し、迎えた準決勝の相手は、守備力に定評がある阪南中。春の第8ブロック大会では、0−2で完敗しています。どこまで食らいつけるか…。
第1セット、2点先制もつかの間、すぐにひっくり返され、5点差を追いかける厳しい展開に。点差が縮まらないまま、阪南中が得点を20点台に乗せ、徐々に追い詰められる文中。しかし、あきらめません。反撃のきっかけは、力強いサーブです。相手のレセプションを崩すことに成功。攻撃のリズムがよくなり、流れは一気に文中へ。セットポイントを握られてからも連続得点で追い上げ、とうとう24-24のデュースに持ち込みました。サイドアウトで1点ずつを取り合い、サーブ権を得たところで、監督は2年生をピンチサーバーに起用。緊張する場面でしたが、期待に応えて見事サービスエース!
一気にたたみかけて27-25、土壇場の大逆転で第1セットを取りました。
続く第2セット。序盤は一進一退も、突き放したのは文中でした。7−7から、なんと7連続ブレイクポイント! サーブが走る、走る!
阪南中守備陣を攻めのサーブで切り崩して思うような攻撃をさせず、ブロックや切り返しのスパイクで得点を重ねていきます。最後まで集中力を切らさず、流れを渡さず、第2セットも25-17で取り、2−0のストレートで阪南中を破りました。春のリベンジ達成です!
決勝戦は、全国レベルの強豪校、四天王寺中学です。第1セット、準決勝の勢いそのままに、先制したのは文中。連続ノータッチエースやブロックなどで6-1と5点リード!
期待が膨らむ応援席。しかし、そこは四天王寺中。圧倒的なスピードとパワーで、容赦なく文中コートにボールを突き刺します。中盤以降は一気に突き放され、14-25で第1セットを落としました。
第2セットは、終始四天王寺中のペース。しかし、文中もファイティングポーズを崩しません。スパイカーのトスを呼ぶ声としぐさは頼もしく、しっかりとスパイクを打ち切っていました。1枚ブロックでスパイクをシャットアウトした場面は、鳥肌が立ちました!
第2セットも落としてストレート負けを喫したものの、自分たちのしたいバレーができていたように感じました。見事な準優勝です。
【1回戦】文中2−0附属天王寺中(25-19、25-19)
【準決勝】文中2−0阪南中(27-25、25-17)
【決 勝】文中0−2四天王寺中(14-25、8-25)
準決勝の阪南中戦は、間違いなく今年度のベストゲームでしょう。監督の選手交代策がズバリ、選手も期待に応えました。サーブが素晴らしかったのは間違いありませんが、何よりチームの雰囲気がとてもよかったように感じました。笑顔で声かけをする姿やハイタッチアクションは、チームに勢いや流れをもたらしていました。
男女ともにブロック大会準優勝で、秋季総体本戦進出を決めたバレーボール部。選手のみなさん、体のメンテナンスをしっかりして、体調も準備も万全な状態で大会に臨んでくださいね。部活動引退のカウントダウンに入っている3年生、悔いのない時間を!
頑張れ! 文中バレーボール部!