学校日記

11/15 お昼の放送アゲイン 「昆布」

公開日
2018/11/15
更新日
2018/11/15

お知らせ

毎日給食時間帯に放送している食べ物についてのお話を紹介するコーナーを設けていただきました!本日よりどうぞよろしくお願いいたします。
以下、放送内容です。

●11月15日(木)昆布

 今日11月15日は七五三の日です。また、昆布の日でもあります。
 昆布は「喜ぶ」に通じる縁起物とされており、昆布を食べて子どもたちに元気に過ごしてもらえるよう、日本昆布協会が定めたのです。阿倍野区にも有名な昆布屋さんがありますね。 

 昆布は和食のだしとして重要な食品です。昆布のおいしさの成分はグルタミン酸というアミノ酸で、グルタミン酸はイノシン酸という鰹節や肉類の旨味成分と合わさると、お互いのうまみを引き立てあう『うまみの相乗効果』により、飛躍的においしく感じられるようになります。

 ここでクイズです。昆布と一番相性がいいのは何肉でしょうか。1豚肉 2牛肉 3鶏肉・・・答えは1の豚肉です。昆布と豚肉の組み合わせは沖縄料理で昔から親しまれています。また、鰹節と昆布の組み合わせも和食のだしの代表的なものです。昆布は干ししいたけの旨味とも合います。料理にだしを上手に使うと、その旨味で食塩を減らすことができるのです。だしを取った後の昆布は刻んで大豆などと煮ものにすると経済的です。
 
 みなさんの身近にある昆布製品としてはとろろ昆布や酢昆布、寒天昆布、昆布の佃煮などがありますね。昆布はカロリーがほとんどなく、コレステロールを排泄する食物繊維や、無機質つまりミネラルが豊富な食品です。これらの食品もふだんの食事やおやつに取り入れ、健康に過ごしたいものです。