学校日記

1/15 全校集会 校長講話 「メラビアンの法則」

公開日
2019/01/15
更新日
2019/01/15

お知らせ

 寒さが厳しくなってきて、関東の方ではインフルエンザが流行しているというニュースも聞かれました。最近では、1回飲むだけでよいといった薬も開発されているようですが、熱が出でしんどいことは嫌ですから、引き続き健康管理には十分気を付けてください。
 さて、今週から3年生を対象とした面接練習が始まります。今回の入試で面接試験が無い人もいると思いますが、これからの人生の中で場面で面接を受けることは必ずありますので、自分は関係ないなどと思わずにしっかりやってほしいと思います。1・2年生の皆さんも、まだ先の話と思わずに話を聞いてください。
 皆さんは「メラビアンの法則」という事を聞いたことがありますか。1971年にアメリカの心理学者メラビアンが、話し手が聞き手に与える影響を数値化したものです。具体的には、話し手が聞き手に与える影響は、「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」の3つから構成され、その情報の影響力は、「言語情報」(話す内容)7%、「聴覚情報」(声の質、声の大きさ、話すテンポ)38%、「視覚情報」(見た目、身だしなみ、しぐさ)55%ということです。
 視覚情報が半分以上を占めるということは、第一印象である態度や身だしなみの「見た目」がまずとても大切だということになります。言葉でいくら「頑張ります」といっても、服装がだらしなかったり、声が小さかったり、目線が下を向いていたのでは、相手にその気持ちは伝わらないという事です。
 メラビアンの法則からわかることは、面接においては、何を言うかということはもちろん大切ですけれども、「どのように自分の言いたいことを伝えるのか」「どういう服装、態度で臨むか」ということが大事だということです。ぜひ、心にとめておいてほしいと思います。