1/22 お昼の放送アゲイン 「雑煮」
- 公開日
- 2019/01/22
- 更新日
- 2019/01/22
お知らせ
今日はマラソン大会前の食事として適する雑煮のお話です。何を食べて走っても具合が悪くならなければ、普段通りの食事で構わないのですが、試合前の食事の基本条件は「脂肪控えめ、糖質しっかり、たんぱく質普通、野菜と水分適量」です。和食はもともと脂肪控えめですね。
昔ながらの雑煮のベースは、京都文化圏では白みそ仕立てですが、レース前にはあっさりとした江戸風すまし仕立てがベターでしょう。
糖質源はもちろん餅ですが、四国には邪気を払うとされる小豆を使った餡餅雑煮もあります。具は、赤の食品では、とうふ、鶏肉、かまぼこといったものが脂肪の少ない食品です。
ビタミンを摂取するための野菜は大根と福井県風の蕪がおすすめです。大根と蕪には糖質分解酵素が含まれており、消化吸収を助けるためです。
緊張したり、ハレの日に何か特別な食事をと思う人は「試合前の日本全国いいとこ寄せ集め雑煮」として、すまし仕立てのあっさりとした雑煮をいただいてみてはどうでしょうか。