学校日記

2/1 お昼の放送アゲイン 「いわしのにぎり寿司」

公開日
2019/02/01
更新日
2019/02/01

お知らせ

●2月1日(金)いわしのにぎり寿司

今日の給食は節分の行事献立で鰯のかば焼きがあります。またのり巻き寿司もこの日のイベント食としてすっかり定着していますので、今日はなにわの郷土料理のひとつであるいわしのにぎり寿司についてお話することにしました。

その昔、大阪湾ではかたくちいわしが沢山獲れ、新鮮ないわしは大阪市内や河内辺りまで威勢の良い呼び声で売り歩かれていました。いわし寿司は高価な刺身用の魚に手が届かなかった大阪の庶民によって、安くて新鮮な生のいわしをのせた握りずしとして考案されました。

鰯はいたみやすく、死にやすい魚だからヨワシ、弱いという言葉が訛っていわしになったと言われています。

いわし寿司は、寿司飯用合わせ酢は砂糖控え目ですりおろした柚子の皮を加えて作ります。また、いわしと寿司飯の間にはおろし生姜をはさんで生臭みを消すとよりおいしくなります。

明後日の節分の日に新鮮な鰯が手に入ったら、新旧折衷献立として、いわしの握りずしをいただいてみてはどうでしょうか。