学校日記

2/12 お昼の放送アゲイン 「ボルシチ」

公開日
2019/02/12
更新日
2019/02/12

お知らせ

 みなさんはボルシチという料理を聞いたことがありますか?今日の給食にはカブが使われていますね。ボルシチはビーツという赤カブに似た野菜入りの色鮮やかなスープです。

クイズです
 ビーツは見た目は赤かぶに似ていますが、蕪や大根の仲間ではありません。何の仲間でしょう。1にんじん 2ほうれんそう 3トマト・・・答えは2のほうれん草です。ほうれん草の根っこは赤い色のものが多いです。

 ボルシチはウクライナ・ロシアの家庭料理で、現在ではヨーロッパの煮込み料理の定番となっています。ボルシチは各家庭によって作り方や材料は様々なので、水分の少ないビーフシチューのようなタイプやサワークリームという酸味のあるクリームが添えられるものもあります。

 日本でボルシチを調理する場合、生のビートは手に入りくいので、普通のかぶ入りビーフシチューを作ると考えて、蕪と、赤ワイン・トマトの缶詰を用います。他の材料はカレーやミネストローネスープと同じで構いません。

 より本格的なボルシチを作るためにはデパートや輸入食料品店にあるビーツの缶詰を利用します。また、サワークリームをのせるとワインレッドのスープに白い花が添えられたようになり、より華やかに見えます。

 汁ごといただけるスープは水に溶けだしたビタミン類もミネラル分も摂取できます。寒さの厳しい地方が発祥の体が温まる料理をいただき、辛抱強く春を待ちたいものです。