人権平和登校日
- 公開日
- 2019/08/06
- 更新日
- 2019/08/06
取り組み
8月6日、全校生徒が集まり、平和について考える取り組みを行いました。
まず初めに、生徒会執行部が田辺模擬原爆追悼式典について発表しました。
次に、3年生が広島修学旅行で学んだことや平和セレモニーについて発表しました。
続いて、伊賀孝子さんのお話をお聞きしました。
伊賀さんは、13歳の時に大阪大空襲の被害にあわれました。
(1945年、大阪は何度も空襲を受けましたが、その中でもB29が100機以上で攻撃したものを大空襲といいます。大空襲は8回にもおよびました。伊賀さんが被害を受けたのは、1回目・3月13〜14日の大阪大空襲です。)
自宅を焼夷弾が直撃し、お母さんと弟さんを亡くされ、自身も大やけどを負いました。
戦争で大やけどや大けがをした人たちが、戦後につらい思いをしたというお話もしてくださいました。
今日のお話では、空襲の体験談やそのときの気持ちに加え、現在の中学生へメッセージも送ってくださいました。
伊賀さんは1時間も立ったまま一生懸命に思いを伝えてくださり、生徒たちも真剣な表情で聴き入っていました。
終戦から74年。
「もう二度と戦争をしてはいけない」「平和な時代を繋げていきたい」との思いを新たにした一日となりました。