学校日記

3年学年通信 5月号より抜粋

公開日
2017/05/01
更新日
2017/05/01

71期生


修学旅行の目的を再確認

 新しい学年がスタートして、間もなくひと月を迎えようとしています。新しいクラスには慣れましたか、そして、最高学年(3年生)としての自覚は少しずつ持てるようになってきたでしょうか。
 さて、来月はいよいよ修学旅行です。突然ですが準備はできていますか? 荷物の準備は、まだ少し早いかも知れません。しかし、修学旅行に向けての「心の準備」、言い方を変えると「心がまえ」を持つことは決して早いとは思いません。そこで、「心がまえ」をしっかり持てるように「修学旅行の目的」を再確認したいと思います。

仲間を思いやり、互いに認め合う心を育てる

 違いを認め、相手を思いやる心の大切さは「仲間づくり」を通して、1年生の時から学んできました。お互いの立場や気持ちを理解することは人間関係を豊かにします。
修学旅行でも忘れてはならないことです。

共同生活の中で、ルールやマナーの大切さを身に着ける

 これまでの学校生活や学校行事を通して、その必要性と大切さを学習し、たくさんのことを身につけてきたと思います。その成果を問われる最初の行事が修学旅行です。一人一人がルールやマナーを守ろうとする気持ちを持つことができれば、決して難しいことではありません。

戦争の悲惨さ、残酷さを知り、平和の尊さを学ぶ

 戦争の悲惨さ、残酷さは、資料やDVDの映像などを通して、たくさん知ることができました。そして先日の土曜授業(4/22)では、実際の戦場であった凄惨な光景を語られる中で、戦争の悲惨さや残酷さを実感する貴重な講演をしていただいきました。
  修学旅行では、ゼロ戦に搭乗し、戦場に飛び立つ特攻隊の方々を見送った地「知覧」を訪れます。今までの学習とともに、平和の尊さを学ぶ姿勢を更に深めてほしいと思います。

一泊移住、校外学習の集大成として、自主的に判断し行動できるように

 行事の最中「しおり」を読みなさいとよく言われたと思います。「今は何をすればよいのか」「次は何をすればよいのか」行動予定を把握することは、行事を円滑に進めるための基本です。一人一人が自分の行動を把握し、自主的に判断すれば全体の動きもよくなります。

みんなが楽しい修学旅行を

 目的をしっかり確認できましたか。今、修学旅行実行委員会の人達が実施に向けて、資料作りや約束事の検討など熱心な取り組みを進めています。いうまでもありませんが、みんなの代表として実行委員会の人達は、楽しく有意義に、そして、みんなの心に残る修学旅行を目標に頑張っています。このことを十分知っておくとともに、その思いに応えるためにいろいろな場面での協力を忘れてはならないと思います。
「自分だけが、一部の人たちだけが楽しい」修学旅行ではなく、みんなが楽しい修学旅行になるようにしましょう。